「本当に必要とする情報を素早く取り出す」ためには、求める情報へ辿り着く為の手段が、どれだけ多く備わっているかがエンタープライズサーチの重要な要素です。
Vivisimo Velocityには、このような情報探索のプロセスを飛躍的に向上させる、多彩なナビゲーション機能を備えており、各企業ごとに必要な機能を実装する事で、 最適で最大の効果が発揮できる環境をご提供します。
- リアルタイム・クラスタリング
- ドリルダウン・ナビゲーション
- 検索結果の視覚化
- ユーザー間の情報共有
クラスタリングエンジンは膨大な検索結果のそれぞれを文脈解析によって、類似した内容の検索結果をクラスタという一まとめの単位にグルーピングします。これに よりユーザーは検索キーワードだけでは絞りきれない、本当に求めている情報を簡単に見つけ出す事ができます。
ユーザーが求めている情報のクラスタが出現する一方で、流行りのキーワードによるクラスタ等、ユーザーが本来求めていた情報とは異なるクラスタが生成される ことにより、思いがけず新たな発見をすることができます。
クラスタリングの技術には、「辞書」データの継続的なメンテナンスが必要だと思われがちですが、Vivisimo Velocityのクラスタリング技術は辞書データの メンテナンスを必要としません。
文書ファイルのファイル形式やファイル作成日時といったプロパティ、データベースシステムに格納されている特定の属性、こういったドキュメントに紐付く メタ属性を、動的に集計・分類し、検索結果に対してツリー形式で表示することが可能です。ツリーのカテゴリをクリックする事で更に検索結果を絞り込む事(ドリルダウン)が可能です。
メタ属性を持たない非構造文書の場合でも、文章内に存在する単語を自動的に抽出し、タグ付けする事が可能です。例えば、「ウィルスソフト、認証システム、バックアップシステム」 を「セキュリティ」と設定した場合、文書内にこれらの単語が存在する文書を「セキュリティ」とタグ付けする事で、ドリルダウンによる絞り込みを可能とします。
エンタープライズサーチは、従来の検索エンジンの様に単一のドキュメントを探すための用途に留まりません。
Vivisimo Velocityによって階層化されたドキュメントの情報は、チャート表示する事によって視覚化する事で、企業内に存在する情報資産を俯瞰的に見渡す事が可能になります。
例えば、ある技術に纏わる情報を時系列で視覚化し、その技術がどのような分布・推移をしているかを把握する活用方法や、またドキュメント等の作成者の情報を分析する事 によってスペシャリストを探すための手段として活用する事等が可能になります。
Vivisimo Velocityでは、ユーザーが検索結果のドキュメントに仮想的に「コメント」や「タグ」を書き込む事ができます。検索で見つけたドキュメントに補足的な情報をコメントとして 書き込んだりタグ付けをする事で、ユーザー間で新たな情報を共有する事が可能となり、情報の活用を促進する事が出来ます。
同じような情報を必要としている他のユーザーが検索結果を共有できるので、目的の情報に即座にアクセスでき、再検索にかかる時間が劇的に短縮されるなど、これまでの 検索エンジンにはない高度なメリットを提供します。