エンタープライズサーチの必須機能として、検索結果「アクセスコントロール」の機能が挙げられます。クローラーによってインデックスされたドキュメントは、検索する ユーザーの社内システムでの権限に対応したものだけが検索結果として出力される必要があります。
IBM InfoSphere Data Explorerは、Active Directoryなどによるアクセスコントロールや、企業独自で構築したユーザー権限情報も継承する事が可能であり、企業・部門間によって異なる セキュリティポリシーを損なう事なく、権限に応じた検索結果を提供します。
アクセスコントロールはドキュメント単位で行うものが一般的ですが、IBM InfoSphere Data Explorerはこれを一歩進めた「属性単位のアクセスコントロール」を可能とします。
つまり、権限に応じて「ドキュメントの一部を見せない」という制御が可能になります。例えば、「ドキュメントの閲覧権限は無いものの、ドキュメントのタイトルだけは 見る事が出来る。」といったアクセスコントロールが可能になる為、ドキュメント単位のアクセスコントロールでは知りえなかった、情報資産の存在に気づく事が出来る可能性もあります。